スキルス胃がん治療に光~全ゲノム解析によってスキルス胃がんの治療標的を同定。難治性がんに対する新たな治療法開発の可能性
全ゲノム解析によってスキルス胃がんの治療標的を同定 難治性がんに対する新たな治療法開発の可能性
2021年8月17日付でこのことがプレスリリースされ、米国の国際学術誌「Nature Cancer」にオンライン掲載されました。
スキルス胃がんの発症に特徴的なゲノム異常が複数明らかになり、マウスの実験では、既存の分子標的薬の有効とみられる例もあったことで、今後、治療につながるがん遺伝子パネル検査への実装や分子標的治療薬の開発への展開が期待されます。
前理事長である轟哲也は『自分の現実は厳しくても、受け止め、未来の扉が開くために何ができるかを考え行動する。それが僕の希望であり、生きてきた証なんだ』と話し、希望の会を立ち上げました。
スキルス胃がんの治療法につながることを願って、死後の病理解剖(剖検)を申し出て、2016年8月8日に旅立ちました。
研究に参加した多くの患者さんの想いが本日に繋がったことを胸に刻み、このご報告ができる日を迎えた気持ちを忘れず
これからも、胃がん治療の進歩を願い、理解につながる発信をしていきます
引き続き、希望の会への応援をよろしくお願いいたします